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意欲向上につながるものとは

2011年02月14日

脳科学分野の専門家である川島隆太先生(東北大学未来科学技術共同研究センター教授)の著書『朝刊10分の音読で「脳力」が育つ』(PHP研究所)によれば、意外なことに一桁の足し算の連続計算をしているときに、脳の前頭前野の血流が最も増えるそうだ。前頭前野というのは、脳のなかでも創造性や意欲を司る部分だから、単純な足し算の計算をすることが創造力を高めることにつながるというわけだ。教育心理学の分野では、九九や単純計算をやっていても創造性は高まらないということが長いあいだ言われてきたが、最新の脳科学の研究から見ると、それはまったく違っているようだ。この研究結果からすると、小学生が単純計算の練習を繰り返すことは、むしろその子の創造性を高めることにもつながっていく可能性が高いと考えられる。さらに言えば、前頭前野は意欲をも支配している部分だから、単純計算をさせることが意欲向上につながる可能性もある。

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