交通事故が起こる、あるいは交通事故にあうのはどのような状態のときが多いのだろうか。「運転あるいは同乗で自動車に乗っているとき」「総排気量が50ccを超える自動二輪車に乗っているとき」「50cc以下の原動機付自転車に乗っているとき」「自転車に乗っているとき」「歩いているとき」−などに分かれるが、交通事故で死亡したケース(24時間以内の死亡、以下同じ)と負傷したケースでは、その数の順位や事故全体に占める割合に大きな違いがある。死亡のケースでは、「自動車乗車中」と「歩行中」が多くなっており、毎年、「自動車乗車中」が3000〜5000人、「歩行中」では2500〜3200人亡くなっている。以下、「自転車乗用中」「自動二輪車乗車中」「原動機付自転車乗車中」の死者は、毎年、それぞれ1000人前後といったところだ。一方、負傷のケースでは圧倒的に多いのが「自動車乗車中」だ。その数は年々増加しており、1998年に60万人、2000年には70万人を突破している。以下、「自転車乗用中」も年々微増しており、2000年が17万5000人、また、「原動機付自転車乗車中」が毎年10万人以上、「歩行中」が8万人前後、「自動二輪車乗車中」が5〜6万人となっている。